新生活がスタートして、今どんなことを感じていますか?
新しいことだらけで、不安・楽しみ・ドキドキ・疲れなどいつも以上に、
体と心のセンサーが敏感に反応している時期ではないでしょうか。
想像していた生活とのギャップに天秤が傾いている子もいることと思います。
こどもによっては、新生活をルンルンに満喫している子もいます。
そうなんです、人それぞれ感じ方は違うんです。
6年前のわたしは、頭ではわかっているつもりでも、実際に学校や幼稚園にすんなり
なじんでしまう子どもを目の当たりにすると、「なんでわが子は、あんなふうに
なじめないの?」「いつになったらみんなみたいになれるの?」という気持ちが発動して
しまっていたんです。
その比較によりイライラしてしまい、こどもの気持ちに寄り添うことなんてできません
でした。とにかく先生に引き渡すことで、そのイライラから解放されたいと。
なんという母親・・・いまでもあの時の自分の関わりを思い出すと涙が出てきます。
でもあの頃はあの頃で、方法は今とは違うけど、子育てに一生懸命だったんです。
苦しかったけど・・・。
同じ環境なのに、人それぞれ感じ方が違うのはなぜなんでしょう?
それは選択理論心理学の大切な概念の1つに『基本的欲求』というものがあります。
人は誰しも、この5つの欲求の大きさはちがうものの先天的に持ち合わせているとのこと。
その5つの欲求とは・・・
☆愛・所属の欲求(一緒に誰かといたい、つながっていたい)
☆力の欲求 (認められたい、負けたくない、あきらめない)
☆自由の欲求 (自分で決めたい、束縛されたくない、選びたい)
☆楽しみの欲求 (楽しそう、やってみたい、学びたい)
☆生存の欲求 (安心、安全、安定、慎重)
5段階で表記するならば、
わたし・・・愛所属の欲求:4
力の欲求:5
自由の欲求:3
楽しみの欲求:4
生存の欲求:2
娘 ・・・愛所属の欲求:4
力の欲求:5
自由の欲求:2
楽しみの欲求:3
生存の欲求:5
息子 ・・・愛所属の欲求:3
力の欲求:5
自由の欲求:4
楽しみの欲求:5
生存の欲求:2
だから感じ方がちがうんです。
娘は、仲良しのお友達やママ、弟など知っている安心する人と一緒にいたい生存ちゃん&愛ちゃん。慎重だからこそ、新しい環境に溶け込むのに時間が人一倍かかるんですね。
(私とはちがう欲求プロフィールだったから理解しがたかったんだ)
息子は、好奇心の塊の楽しみくん。だからこそ新しいことに興味があって新一年生という新しい環境にすんなりとけこめるんですね。
ただ自由くんでもあるので、学校というルールの多い環境だということを認識し始めたときに問題が起きる可能性もあるかも・・・。
わが子の欲求プロフィールの傾向を知っていると、こどもの気持ちに寄り添いやすくなり
ます。
次回、この基本的欲求をふまえた上での親としてできるサポートの実例を紹介します。
基本的欲求に関して、詳しく知りたい方...
*6月の子育てがたのしくなるママカフェ@千代田へぜひ来てください。
mamacafechiyoda@gmail.comにてお問合せください。
*渡辺奈都子さんによるとてもわかりやすい本もぜひ読んでみてください。
こんにちは、自分。
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