1年前の今日、父が亡くなりました。
母は父が入院中、毎日父のお見舞いに行き、父との時間を過ごしていました。
記憶障害が重いときは、ただただ寄り添うという毎日。
娘が誰かも、孫が誰かもわからない日々、でもとにかく毎日顔を見て、たわいもない話をしていました。
少しずつ症状が改善して、リハビリテーション病院へまで転院して、私はただただ回復していくとしか思っていなくて、忙しい毎日を理由に、父へのお見舞いも減っていきました。
退院して実家に父が戻ったら会いに行けばいい・・・、そんな思いが心のどこかに確実にありました。
そして別れは突然やってきました。父が意識不明になり、かかりつけの順天堂に搬送されたとの知らせ。私が駆け付けたときには話もすることもできない状態でした。
話したいことや伝えたいことがあったのに・・・後悔しても後悔しきれない。
今は今しかない。そんな思いを父の死によって本当に気づくとは・・・。
母は毎日ずっと父と寄り添い、父との時間を大切に過ごしてました。
父との別れはとてもとても寂しいし、つらい。でも後悔していない。毎日大切に過ごしてきたからと。
母の言葉に涙が出ました。
私は毎日を大切に過ごしているだろうか?明日は必ず来るとは限らないことをきちんと意識して
毎日を過ごしていきたいって思ってます。
こんにちは、自分。
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